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老人ホームでも外出訓練は必要?理学療法士が解説

老人ホームに入所すると、生活の多くが施設内で完結しやすくなります。

食事、入浴、排泄、移動などが施設の中で安全に行えるため、ご本人やご家族にとって安心できる環境です。一方で、入所後に外へ出る機会が減り、屋外を歩くことに不安を感じる方も少なくありません。

ご家族からは、
「老人ホームに入っているなら、外出訓練までは必要ないのでは?」
「外を歩かせるのは転倒が心配」
「病院受診や家族との外出のために、少しでも歩けるようにしておきたい」
という声を聞くことがあります。

結論からいうと、老人ホームに入所している方でも、状態に合わせた外出訓練は大切です。

外出訓練は、単に外を歩く練習ではありません。施設内とは違う環境で、段差、坂道、玄関、車の乗り降り、屋外の路面、周囲への注意などを確認しながら、安全に移動する力を保つためのリハビリです。

HabiFillでは、理学療法士が施設やご自宅へ訪問し、ご本人の身体状態や生活環境に合わせた自費訪問リハビリを行っています。老人ホーム入所後の歩行不安、外出への不安、病院受診時の移動、家族との外出再開などを専門的にサポートします。

老人ホーム入所後に外出機会が減りやすい理由

老人ホームでは、安全面を考慮して生活が組み立てられています。転倒を防ぐために、施設内では車いす移動が中心になる方もいます。

また、外出にはスタッフや家族の付き添い、車いすや歩行器の準備、移動手段の調整などが必要になるため、以前よりも外へ出る機会が減りやすくなります。

外出の機会が減ると、屋外環境への慣れが少なくなります。施設内では歩けていても、外に出ると足が出にくい、段差が怖い、坂道でふらつく、車の乗り降りが不安ということがあります。

これは珍しいことではありません。屋外歩行は、施設内歩行よりも身体に求められる力が多いためです。

施設内歩行と屋外歩行の違い

施設内は床が平らで、手すりがあり、照明も安定しています。歩く距離や動線も決まっているため、比較的安全に移動しやすい環境です。

一方で、屋外にはさまざまな変化があります。

たとえば、
・玄関の段差
・スロープや坂道
・でこぼこした路面
・車道や歩道の境目
・人や自転車とのすれ違い
・天候による足元の変化
・車への乗り降り
などがあります。

屋外では、足の筋力だけでなく、バランス能力、注意力、判断力、持久力が必要になります。

そのため、「施設内では歩けるけれど、外出は不安」という方は多くいらっしゃいます。

老人ホームでも外出訓練が必要な理由

老人ホームに入所していても、外出する場面はあります。

病院受診、家族との外食、冠婚葬祭、一時帰宅、散歩、買い物、季節の行事など、外へ出る機会は生活の質に大きく関係します。

外出訓練を行うことで、身体機能の維持だけでなく、ご本人の気持ちや生活意欲にもよい影響が期待できます。

病院受診や通院時の移動に備えるため

老人ホームに入所している方でも、定期的な病院受診や検査のために外出が必要になることがあります。

その際、車いすから車への移乗、玄関での段差、病院内の移動、トイレ動作などが必要になる場合があります。

普段から外出に近い動作を練習しておくことで、受診時の負担を減らしやすくなります。

転倒予防につながるため

外出を避け続けると、屋外環境への対応力が低下しやすくなります。

段差を見る力、足を上げる力、バランスを取り直す力、周囲を確認しながら歩く力は、使わなければ低下しやすい能力です。

もちろん、無理に外を歩くことは危険です。しかし、理学療法士が身体状態や転倒リスクを確認しながら段階的に行う外出訓練は、転倒予防の視点でも大切です。

生活意欲や気分転換につながるため

外に出ることは、身体だけでなく気持ちにも影響します。

外の空気を吸う、季節を感じる、家族と一緒に過ごす、馴染みの場所へ行くことは、ご本人の生活意欲につながることがあります。

老人ホームでの生活が長くなると、日々の活動が単調になりやすい場合があります。外出の目標ができることで、リハビリへの意欲が高まる方もいます。

家族との時間を安心して過ごすため

ご家族にとっても、外出は大切な時間です。

「もう一度一緒に外食したい」
「自宅へ一時帰宅させたい」
「近くの公園まで散歩したい」
という希望があっても、移動が不安で諦めてしまうことがあります。

外出訓練では、歩く力だけでなく、車いす移動、介助方法、段差の越え方、休憩の取り方なども確認できます。

ご本人だけでなく、ご家族が安心して外出を支えるための準備にもなります。

外出訓練で確認する主な内容

外出訓練では、いきなり長い距離を歩くわけではありません。まずはご本人の身体状態、歩行能力、疲れやすさ、痛み、ふらつき、認知面、環境を確認します。

そのうえで、安全に行える範囲から段階的に進めます。

玄関や段差の練習

屋外へ出るときに最初の課題になるのが、玄関や段差です。

足が上がりにくい方、膝や股関節に痛みがある方、バランスを崩しやすい方にとって、段差は転倒リスクが高い場面です。

外出訓練では、手すりの使い方、足を出す順番、介助者の立ち位置、声かけの方法などを確認します。

屋外歩行の練習

屋外では、路面の傾きや凹凸に対応する力が必要です。

歩行器や杖を使う場合も、施設内と屋外では使い方の注意点が変わります。歩幅、足の上がり方、ふらつき、方向転換、休憩のタイミングなどを確認しながら進めます。

無理に長距離を歩くのではなく、「安全に歩ける距離」を把握することが重要です。

車の乗り降り

病院受診や家族との外出では、車の乗り降りが必要になることがあります。

車への移乗は、立ち上がり、方向転換、座る動作が組み合わさるため、転倒しやすい場面の一つです。

外出訓練では、車いすから車への移り方、足の入れ方、介助者の支え方などを確認します。

休憩の取り方

高齢の方の外出では、疲労管理も大切です。

歩ける距離だけでなく、どのタイミングで休憩するか、どこで座れるか、どのくらいの時間なら負担が少ないかを確認することが必要です。

外出訓練では、ご本人の体力に合わせて、無理のない外出計画を立てる視点も大切にします。

外出訓練を行うときの注意点

外出訓練は、ご本人の状態によっては慎重に行う必要があります。

ふらつきが強い、血圧が不安定、痛みが強い、体調がすぐれない、認知機能の低下により危険認識が難しい場合などは、無理に外出することは避けるべきです。

また、施設によっては外出や訪問リハビリの実施に確認が必要な場合があります。事前に施設側と相談し、安全に行える環境を整えることが大切です。

外出訓練は、「外へ出ること」そのものが目的ではありません。安全に移動する力を確認し、必要な準備を整えることが目的です。

HabiFillの自費訪問リハビリでできること

HabiFillでは、国家資格を持つ理学療法士が、老人ホームやご自宅へ訪問し、ご本人の身体状態に合わせた自費訪問リハビリを行います。

理学療法士は、歩行、バランス、筋力、関節の動き、移乗動作、日常生活動作を専門的に評価するリハビリの専門職です。

外出訓練では、施設内での歩行状態だけでなく、玄関、段差、屋外歩行、車の乗り降り、家族の介助方法などを確認しながら進めます。

理学療法士のみが対応

HabiFillでは、理学療法士が身体の状態を確認し、リハビリ内容を組み立てます。

なぜ外出が不安なのか、どの場面で転倒リスクが高いのか、どの動作を練習すれば外出につながるのかを専門的に判断します。

単に歩く距離を増やすだけではなく、ご本人の生活目標に合わせたサポートを行います。

自費制だから柔軟に対応しやすい

HabiFillは自費訪問リハビリのため、保険制度の回数制限に縛られにくく、ご本人やご家族の希望に合わせて内容を調整しやすい点が特徴です。

「病院受診に向けて移動を練習したい」
「家族との外出を目標にしたい」
「施設内だけでなく屋外歩行も確認してほしい」
といった希望にも、身体状態に応じて柔軟に対応できます。

東京23区と近隣地域に対応

HabiFillは、東京23区とその近隣地域を中心に訪問対応しています。

老人ホームに入所中の方でも、施設の受け入れ状況や対応エリアに応じて、訪問リハビリをご相談いただけます。

ご利用者・ご家族の声

「施設内では車いすが多く、外出は難しいと思っていました。理学療法士さんに段差や車の乗り降りを見てもらい、病院受診時の不安が減りました。」

「母ともう一度近くの公園へ行きたいと思っていました。無理のない距離や休憩の取り方を確認してもらえたので、家族として安心できました。」

「歩く練習だけでなく、介助する側の立ち位置や声かけも教えてもらえたことが助かりました。外出を完全に諦めなくてもよいと思えました。」

まとめ|老人ホームでも外出訓練は生活の質につながる

老人ホームに入所していても、外出訓練は大切です。

外出訓練は、ただ外を歩くための練習ではありません。病院受診、家族との外出、一時帰宅、散歩など、ご本人らしい生活を続けるための準備でもあります。

屋外歩行や段差、車の乗り降りは、施設内とは違う難しさがあります。だからこそ、無理に行うのではなく、理学療法士が身体状態や転倒リスクを確認しながら進めることが安心です。

HabiFillでは、理学療法士が老人ホームやご自宅へ訪問し、ご本人の身体状態や生活目標に合わせた自費訪問リハビリを行っています。

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https://reha.habifill.co.jp/

まずはご相談ください

参考文献

・厚生労働省「介護予防マニュアル」
・厚生労働省「高齢者の健康づくり」
・日本理学療法士協会「理学療法ハンドブック」
・World Health Organization「Physical activity」
・American College of Sports Medicine「Exercise and Physical Activity for Older Adults」

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