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特養で体力を維持する方法|理学療法士が解説

特別養護老人ホーム、いわゆる特養に入所したあと、
「以前より歩く距離が短くなった」
「立ち上がりに時間がかかるようになった」
「日中に寝ている時間が増えた」
と感じるご家族は少なくありません。

特養は生活の安全を支える大切な場所です。一方で、入所後の生活では移動や身の回りの動作が介助中心になりやすく、ご本人が自分で身体を動かす機会が少なくなることがあります。

体力は、筋力だけで決まるものではありません。立つ力、歩く力、バランスを保つ力、疲れにくさ、食事やトイレなど日常生活を続ける力が関係しています。

そのため、特養で体力を維持するには、無理な運動を増やすことよりも、日常生活の中で安全に身体を使う機会を保つことが大切です。

HabiFillでは、理学療法士が施設やご自宅へ訪問し、ご本人の身体状態や生活環境に合わせた自費訪問リハビリを行っています。特養入所後の体力低下、歩行不安、立ち上がりの不安、転倒予防などに対して、専門的な視点でサポートします。

特養で体力が低下しやすい理由

特養に入所すると、食事、入浴、排泄、移動などの生活が施設のスケジュールに沿って進みます。安全面では安心できる一方で、ご本人が自分のペースで動く機会が減ることがあります。

たとえば、自宅ではトイレまで歩いていた方が、施設では車いすで移動するようになる場合があります。また、転倒リスクを避けるために、歩行よりも介助や車いす移動が優先されることもあります。

もちろん、安全を守ることはとても重要です。しかし、歩く・立つ・座る・方向転換するなどの動作が減ると、筋力やバランス能力は少しずつ低下しやすくなります。

活動量の低下

特養で体力を維持するうえで、まず確認したいのが日中の活動量です。

入所前は、家の中でトイレに行く、食卓まで歩く、玄関まで移動するなど、小さな動作を何度も行っていた方も多いです。

しかし入所後は、食堂までの移動が車いすになったり、ベッドや椅子に座って過ごす時間が長くなったりすることで、自然と身体を使う時間が減ることがあります。

体力低下は、特別な運動をしないことだけが原因ではありません。日常生活の中で「動く回数」が減ることも大きな要因になります。

転倒への不安

一度転倒した経験がある方や、ふらつきがある方は、歩くこと自体に不安を感じやすくなります。

ご本人が「また転んだら怖い」と感じると、自分から動くことを避けるようになることがあります。ご家族や施設スタッフも安全を優先するため、車いす移動が増えるケースもあります。

その結果、歩く機会が減り、さらに筋力やバランス能力が低下するという悪循環につながることがあります。

病気や入院後の影響

脳梗塞後、パーキンソン病、変形性膝関節症、変形性股関節症、脊柱管狭窄症、骨折後などがある方は、体力低下や歩行能力の低下が起こりやすくなります。

また、入院や体調不良でベッド上の時間が長くなると、短期間でも筋力や持久力が落ちることがあります。

「少し前までは歩けていたのに、急に弱くなった」と感じる場合は、病気の進行だけでなく、活動量の低下や生活環境の変化も確認することが大切です。

特養で体力を維持するために大切なこと

特養で体力を維持するためには、無理に長時間の運動をする必要はありません。大切なのは、ご本人の状態に合わせて、安全にできる動作を生活の中に取り入れることです。

立ち上がる機会を保つ

体力維持の基本は、座った姿勢から立ち上がる動作です。

立ち上がりには、太ももやお尻の筋力、体幹の安定性、足裏で床を支える感覚が必要です。トイレ、食事、着替え、車いすへの移乗など、日常生活の中で立ち上がる場面は多くあります。

立ち上がりが不安定な方は、手すりや介助を使いながら、安全な姿勢で練習することが大切です。無理に回数を増やすのではなく、正しい姿勢で行うことが重要です。

歩く機会を少しでも残す

歩行は、足の筋力だけでなく、バランス、持久力、注意力にも関係します。

特養では安全面から車いす移動が増えることがありますが、可能な範囲で歩く機会を残すことが体力維持につながります。

たとえば、
・居室内の短い距離を歩く
・廊下をスタッフと一緒に歩く
・食堂までの一部だけ歩く
・手すりを使って立位を保つ
など、短い距離でも継続することが大切です。

歩行練習は、転倒リスクを確認しながら行う必要があります。ふらつきや痛みがある場合は、理学療法士など専門職による評価を受けると安心です。

座っている時間を見直す

日中にベッドで横になっている時間が長いと、筋力や持久力が低下しやすくなります。

体調に問題がなければ、まずはベッドから離れて椅子や車いすで過ごす時間をつくることも体力維持につながります。

座って過ごすだけでも、姿勢を保つために体幹の筋肉が働きます。さらに、食事を座って行う、日中はできるだけ起きて過ごす、レクリエーションに参加するなど、生活リズムを整えることも大切です。

関節の硬さを予防する

身体を動かす機会が減ると、股関節、膝、足首、肩などの関節が硬くなりやすくなります。

関節が硬くなると、立ち上がりや歩行がしにくくなり、さらに動くことが大変になります。

足首が硬くなると、立ったときにバランスを取りにくくなることがあります。股関節や膝が硬くなると、立ち上がりや歩幅にも影響します。

痛みのない範囲で関節を動かすことは、体力維持や動作のしやすさにつながります。

家族が確認したいポイント

特養に入所している場合、ご家族が毎日そばで生活を確認することは難しいかもしれません。

面会時には、歩けるかどうかだけでなく、日常生活全体の変化を見ることが大切です。

確認したいポイントは、
・以前より立ち上がりに時間がかかっていないか
・食事中の姿勢が崩れていないか
・車いすで過ごす時間が増えていないか
・日中に眠っている時間が増えていないか
・歩くときに足が出にくくなっていないか
・転倒への不安が強くなっていないか
などです。

小さな変化に早めに気づくことで、体力低下を予防しやすくなります。

特養でのリハビリに自費訪問リハビリを活用する選択肢

特養では施設内で生活支援や機能訓練が行われることがありますが、リハビリの頻度や時間には限りがある場合があります。

「もう少し個別に歩行練習をしてほしい」
「立ち上がりや移乗を重点的に見てほしい」
「家族として身体の状態を詳しく知りたい」
と感じる場合、自費訪問リハビリを活用する選択肢があります。

自費訪問リハビリは、保険制度の枠に縛られにくく、ご本人の状態や目的に合わせて内容を調整しやすいことが特徴です。

HabiFillでは、理学療法士が特養やご自宅へ訪問し、身体機能、歩行状態、立ち上がり、バランス、日常生活動作を評価します。そのうえで、ご本人に合ったリハビリを行います。

HabiFillの強み

HabiFillの訪問リハビリは、国家資格を持つ理学療法士が担当します。

理学療法士は、筋力や関節の動き、バランス、歩行、日常生活動作を専門的に評価するリハビリの専門職です。

理学療法士のみが対応

HabiFillでは、理学療法士がご本人の身体状況を確認し、状態に合わせたリハビリを行います。

単に運動を行うのではなく、なぜ立ち上がりにくいのか、なぜ歩くとふらつくのか、なぜ疲れやすいのかを確認しながら進めます。

そのため、特養入所後の体力低下や歩行不安に対して、専門的な視点でサポートできます。

自費制だから柔軟に対応しやすい

HabiFillは自費訪問リハビリのため、保険制度の回数制限に縛られにくく、ご本人やご家族の希望に合わせた対応がしやすい点が特徴です。

「週にもう少しリハビリを増やしたい」
「歩行練習を中心に見てほしい」
「退院後の体力低下を早めに見直したい」
といったご希望にも、状態に応じて柔軟に対応できます。

東京23区と近隣地域に対応

HabiFillは、東京23区とその近隣地域を中心に訪問対応しています。

特養に入所中の方でも、施設の受け入れ状況や対応エリアに応じて、訪問リハビリをご相談いただけます。

ご利用者・ご家族の声

「特養に入ってから車いすで過ごす時間が増え、体力が落ちているように感じていました。理学療法士さんに状態を見てもらい、立ち上がりや歩行練習を続けることで、本人も少しずつ前向きになりました。」

「家族だけでは、どこまで動かしてよいのか分かりませんでした。専門家に確認してもらえたことで、今の身体の状態や注意点が分かり安心しました。」

「施設での生活に合わせて、移乗や歩行の練習をしてもらえたのが良かったです。本人の負担が少ない形で進めてもらえたので、家族としても安心できました。」

まとめ|特養で体力を維持するには早めの見直しが大切

特養で体力を維持するためには、日常生活の中で安全に身体を使う機会を保つことが大切です。

立ち上がる、短い距離を歩く、座って過ごす、関節を動かすといった小さな積み重ねが、体力維持につながります。

一方で、ふらつきや痛み、転倒への不安がある場合は、自己判断で運動を増やすのではなく、専門職による評価を受けることが安心です。

HabiFillでは、理学療法士が特養やご自宅へ訪問し、ご本人の身体状態や生活環境に合わせて、自費訪問リハビリを行っています。

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まずはご相談ください

参考文献

・厚生労働省「介護予防マニュアル」
・厚生労働省「高齢者の健康づくり」
・日本理学療法士協会「理学療法ハンドブック」
・World Health Organization「Physical activity」
・American College of Sports Medicine「Exercise and Physical Activity for Older Adults」

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