パーキンソン病のすくみ足とは?原因・対策・リハビリを理学療法士が解説
「歩こうと思っても足が出ない」 「方向転換の時に急に止まってしまう」 「狭い場所や玄関で動けなくなる」
パーキンソン病の方やご家族から、このような相談を受けることは少なくありません。
この症状は「すくみ足(Freezing of Gait)」と呼ばれ、パーキンソン病に特徴的な歩行障害の一つです。
転倒の原因にもなりやすく、生活範囲の縮小や外出への不安につながることがあります。
この記事では理学療法士の視点から、パーキンソン病のすくみ足の原因や対策、自宅でできるリハビリについて解説します。
HabiFillでは理学療法士による出張リハビリ・シニアトレーニングを行っています。
パーキンソン病による歩行障害や転倒予防についても対応しています。
すくみ足とは?
すくみ足とは、歩こうとしているのに足が前へ出なくなる状態を指します。
本人は歩こうとしているにも関わらず、床に足が貼り付いたような感覚になることがあります。
特に以下の場面で起こりやすいことが知られています。
- 歩き始める時
- 方向転換する時
- 狭い通路を通る時
- ドアを通る時
- 人混みを歩く時
- 急いでいる時
パーキンソン病ですくみ足が起こる原因
パーキンソン病では脳内のドパミンが減少することで、身体をスムーズに動かす機能が低下します。
その結果、歩行の開始や方向転換など複雑な動作が難しくなり、すくみ足が起こりやすくなります。
| 原因 | 影響 |
|---|---|
| ドパミン不足 | 動作開始が難しくなる |
| 姿勢反射障害 | バランス低下 |
| 注意機能低下 | 複数動作が苦手になる |
| 不安や緊張 | すくみ足が強くなる |
すくみ足を放置するとどうなる?
すくみ足そのものが命に関わることは少ないですが、転倒リスクを大きく高めます。
| 起こりやすい問題 | 生活への影響 |
|---|---|
| 転倒 | 骨折や入院 |
| 外出機会減少 | 活動量低下 |
| 歩行能力低下 | 自信を失う |
| 運動不足 | 筋力低下 |
そのため早めに対策を行うことが重要です。
すくみ足への対策
すくみ足は完全になくすことが難しい場合もありますが、対策によって改善が期待できます。
① リズムを利用する
声かけやメトロノームなど一定のリズムを使うことで歩きやすくなることがあります。
- 1・2・1・2と声を出す
- 音楽に合わせて歩く
- メトロノームを活用する
② 目標物をまたぐ
床の線や目印をまたぐイメージを持つと足が出やすくなることがあります。
③ 急がない
焦りや緊張はすくみ足を強くする要因になります。
一度立ち止まり、深呼吸してから動き出すことも有効です。
理学療法士が行うリハビリとは
パーキンソン病のリハビリでは、歩行だけではなく身体全体を評価します。
| 評価項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 歩行 | 歩幅・速度・すくみ足 |
| バランス | 転倒リスク |
| 筋力 | 下肢・体幹機能 |
| 姿勢 | 前傾姿勢の有無 |
その上で一人ひとりに合わせた運動プログラムを作成します。
自宅でできる運動
- 大きく足を出す歩行練習
- 立ち上がり練習
- スクワット
- バランストレーニング
- ストレッチ
- 方向転換練習
パーキンソン病では継続した運動が非常に重要です。
無理のない範囲で続けることが改善への近道になります。
HabiFillのパーキンソン病リハビリ
HabiFillでは理学療法士がご自宅へ訪問し、パーキンソン病の出張リハビリを行っています。
歩行練習だけでなく、
- すくみ足対策
- 転倒予防
- 筋力維持
- 姿勢改善
- 体力向上
まで総合的にサポートしています。
ご自宅・老人ホーム・サービス付き高齢者住宅などへの訪問も可能です。
HabiGymでの運動サポートも可能です
HabiFillでは出張リハビリだけでなく、HabiGym麻布十番店・三軒茶屋店での運動サポートも行っています。
状態が安定してきた後に、店舗での整体・マシンピラティス・パーソナルトレーニングへ移行する方もいます。
まとめ
パーキンソン病のすくみ足は、転倒や活動量低下につながる重要な症状です。
しかし適切なリハビリや運動によって改善が期待できます。
歩きづらさや転倒への不安がある方は、早めの対策がおすすめです。
まずはお気軽にご相談ください
HabiFillでは理学療法士による出張リハビリを行っています。
「すくみ足が増えてきた」 「転倒が心配」 「歩行を改善したい」 という方はお気軽にご相談ください。

